インテルから金が出ているかどうかは知らないけど、この記事に対して、一言コメント。
- Firefox3.0/3.1(3.5)は、Visual C++ 2005でコンパイルしてるんだから、それとインテルコンパイラを比較しないと意味ない。というより、自分でビルドしなくても、オフィシャルビルドと比較すればいいじゃん。バージョン新しい == 高速と思ってるひとなのかな?
- Visual C++ 2005でjemallocとPGO有効にすれば、SunSpiderの結果なんて、インテルのコンパイラよりもVisual C++ 2005の方が高速になる(はず)。jemallocを使うだけでSunSpiderの結果なんて5%-10%くらいスコアが上がるから。Visual C++ 2008でビルドしてもjemallocは有効にならない。
コード見ればわかるけど、Mozillaでは、CRTのソースコードにパッチを当てて、独自のMSVCRTを使っているから、特定のバージョン (Visual C++ 2005 SP1) のみしかjemallocを使わない。(2008のパッチを入れてほしいという要望はもちろんある)
所詮 Windowsのヒープマネージャなんてクリティカルセクション使いまくりの設計古いやつだから、遅いに決まってる。(Windows 7でチューンナップされてるらしいが)。もちろん、Windowsのヒープマネージャは、グローバルフラグの変更のみでデバッグヒープ (2重解放の検出、リークの検出、アンダーラン・オーバーランの検出) を使えるとかいい点もあるけどね。 - インテルコンパイラの場合ってPGOのオプション有効にできないんだっけ?。それ有効にしないと真価が発揮できないと思うんだが
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