2026-06-25

Banana Pi BPI-SM10を手に入れた

SpacemiT K3を採用したBanana Pi BPI-SM10 (RAM8G)を手に入れた。関税込みで約5万5000円ほど

SpacemiT K3はおそらく市場で入手可能なものとしては初めてのRVA23準拠なSoC。Phoronixのレビューからは相当速そうなので、見てみる

Unix Bench

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Benchmark Run: Wed Jun 24 2026 16:30:33 - 16:58:43
16 CPUs in system; running 1 parallel copy of tests

Dhrystone 2 using register variables       17624814.4 lps   (10.0 s, 7 samples)
Double-Precision Whetstone                     3512.4 MWIPS (10.0 s, 7 samples)
Execl Throughput                               1514.2 lps   (30.0 s, 2 samples)
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks        345067.8 KBps  (30.0 s, 2 samples)
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks          109060.5 KBps  (30.0 s, 2 samples)
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks        903275.2 KBps  (30.0 s, 2 samples)
Pipe Throughput                              711541.4 lps   (10.0 s, 7 samples)
Pipe-based Context Switching                  63801.2 lps   (10.0 s, 7 samples)
Process Creation                               3181.0 lps   (30.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (1 concurrent)                   2040.2 lpm   (60.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (8 concurrent)                   1123.4 lpm   (60.0 s, 2 samples)
System Call Overhead                         647010.1 lps   (10.0 s, 7 samples)

System Benchmarks Index Values               BASELINE       RESULT    INDEX
Dhrystone 2 using register variables         116700.0   17624814.4   1510.3
Double-Precision Whetstone                       55.0       3512.4    638.6
Execl Throughput                                 43.0       1514.2    352.1
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks          3960.0     345067.8    871.4
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks            1655.0     109060.5    659.0
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks          5800.0     903275.2   1557.4
Pipe Throughput                               12440.0     711541.4    572.0
Pipe-based Context Switching                   4000.0      63801.2    159.5
Process Creation                                126.0       3181.0    252.5
Shell Scripts (1 concurrent)                     42.4       2040.2    481.2
Shell Scripts (8 concurrent)                      6.0       1123.4   1872.3
System Call Overhead                          15000.0     647010.1    431.3
                                                                   ========
System Benchmarks Index Score                                         611.2

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Benchmark Run: Wed Jun 24 2026 16:58:43 - 17:27:04
16 CPUs in system; running 16 parallel copies of tests

Dhrystone 2 using register variables      131766440.3 lps   (10.0 s, 7 samples)
Double-Precision Whetstone                    29711.5 MWIPS (9.2 s, 7 samples)
Execl Throughput                               7837.1 lps   (29.9 s, 2 samples)
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks       2484861.8 KBps  (30.0 s, 2 samples)
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks          837607.2 KBps  (30.0 s, 2 samples)
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks       6202109.0 KBps  (30.0 s, 2 samples)
Pipe Throughput                             5564969.7 lps   (10.0 s, 7 samples)
Pipe-based Context Switching                 777388.2 lps   (10.0 s, 7 samples)
Process Creation                              17270.5 lps   (30.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (1 concurrent)                   9524.0 lpm   (60.1 s, 2 samples)
Shell Scripts (8 concurrent)                   1222.7 lpm   (60.2 s, 2 samples)
System Call Overhead                        5086003.3 lps   (10.0 s, 7 samples)

System Benchmarks Index Values               BASELINE       RESULT    INDEX
Dhrystone 2 using register variables         116700.0  131766440.3  11291.0
Double-Precision Whetstone                       55.0      29711.5   5402.1
Execl Throughput                                 43.0       7837.1   1822.6
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks          3960.0    2484861.8   6274.9
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks            1655.0     837607.2   5061.1
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks          5800.0    6202109.0  10693.3
Pipe Throughput                               12440.0    5564969.7   4473.4
Pipe-based Context Switching                   4000.0     777388.2   1943.5
Process Creation                                126.0      17270.5   1370.7
Shell Scripts (1 concurrent)                     42.4       9524.0   2246.2
Shell Scripts (8 concurrent)                      6.0       1222.7   2037.8
System Call Overhead                          15000.0    5086003.3   3390.7
                                                                   ========
System Benchmarks Index Score                                        3718.2

コア自体は、SiHive P550の1.4倍くらいの速さ?

RISC-V Vector Crypto Extension

このSoCはRISC-V Vector Crypto Extensionが実装されているので、あり・なしでのベンチ (自分の都合上NSSを使ってます。RVV Cryptoのコードはまだ入れいていないけど)。AESだと5倍くらい速くて、SHA256だと2倍くらい。

NSS with RVV crypto extension

#     mode          in symmkey  opreps  cxreps     context          op   time(sec)     thrgput
 aes_ecb_e   4Gb 323Mb     128    289M       0       0.000   10000.000      10.000 441Mb 946Kb
 aes_cbc_e   5Gb 807Mb     128    194M       0       0.000   10000.000      10.000 592Mb 817Kb
 aes_ecb_d   4Gb 341Mb     128    290M       0       0.000   10000.000      10.000 443Mb 775Kb
 aes_cbc_d   5Gb 536Mb     128    185M       0       0.000   10000.000      10.000 565Mb 630Kb
 sha256_e  102Mb 265Kb             35M       0       0.000   10000.000      10.000  10Mb 231Kb

NSS without RVV crypto extension

#     mode          in symmkey  opreps  cxreps     context          op   time(sec)     thrgput
 aes_ecb_e 975Mb 395Kb     128     63M       0       0.000   10000.000      10.000  97Mb 551Kb
 aes_cbc_e    1Gb 16Mb     128     34M       0       0.000   10000.000      10.000  104Mb 92Kb
 aes_ecb_d 929Mb 629Kb     128     60M       0       0.000   10000.000      10.000  92Mb 984Kb
 aes_cbc_d 907Mb 193Kb     128     29M       0       0.000   10000.000      10.001  90Mb 726Kb
 sha256_e  53Mb  988Kb             18M       0       0.000   10000.000      10.001   5Mb 405Kb

今までのいろんなボードに比べれば、だいぶ速い印象

2026-03-17

マイナンバーカードの更新手続き

マイナンバーの更新なんて2週間あればできるだろうと思いこんでいたが、今のところこのような感じだった

申請受付日2/26
申請内容の確認完了日2/27
マイナンバーカードを発送した日3/6
東京都品川区からマイナンバーの通知が自宅へ郵送された日3/16

ここから受け取り予約をしないといけないか、品川区の場合は7日以降の日付ということで、受け取りは最低3/23以降ということになる。国がどう頑張っても市町村側で最適な方法を作らないかぎり1ヶ月くらいは受け取りに時間がかかるということを理解した

2026-03-04

TP-Linkの2.5Gスイッチングハブが壊れた

2021年に買ったTP-Linkのスイッチングハブ (5ポート2.5G) が壊れた。買って5年経たないくらい

最近たまにデスクトップPCのネットワークが切れる現象が発生していた。デスクトップ側のチップかドライバの話だろうと考えていたのだが、最終的にスイッチングハブの電源ランプが点滅し始めて一切ネットワークポートが認識しなくなった。予備のハブ (Edge Router-X) に繋ぎ変えると当然の如くネットワークは復活するのでどうもTP-Linkのスイッチングハブが壊れたようだ。ちょうど買ってから5年くらいでかつ、低価格な2.5Gなスイッチングハブの先駆けみたいな製品だし、ファームウェアも初期のV1だったので、そんなものだろうという感じかも。TP-Link自体は福岡大学事件から信用はしてないのだが、スイッチングハブならマシだろうということで買ったのだが、Amazonのレビューとかを見るとやはり壊れている人が何人もいるそうなのでまぁそういう品質だろう。

なお、このスイッチングハブの保証期間は5年ということなので、試しにサポートにメールで問い合わせたところ、故障機材送付することになり、結果として新しいスイッチングハブと交換になった。V1ファームがUN/3.0に変わっておりLoop Prevention機能が付いているけど、TP-Linkのサイトを見てもこの機能が付いているTG105-M2は存在しないのでおそらく新バージョンなのだろう

2026-02-28

eero 7を手に入れた

今や親会社がAmazonであるeeroだが、2024年頃から日本でもネットワークルーターを販売している。ちょっとは気になっていたのだが、セールで割引があったのと自宅で使っているASUSのルータが古い(Wi-Fi6未対応)のもあって試しにeero 7を買ってみた

UniFi (Dream Router 7とかDream Express 7)とかでも良いのだけど、これらを買うほど機能はいらないし、そもそもルーターにVPNとかはいらないので (tailscaleで満足してる)、モノは試しということで。知人も買ってないしね

使ってみたところ、今どきのルーターらしく基本が自動設定でなんでもしてくれて、例えばWAN側がIPoE対応であればそれを認識してそのプロバイダに適した設定にしてくれる。自宅はahamo光なのだが、SFPのメディアコンバーター経由で直接ルーターに差してみたところ、ちゃんと接続できた。ただ自動設定が失敗した時に手動設定で細かく設定できないので、自動設定で動くか動かないかでこのルーターの評価は分かれそうとは思う。

はっきり言って、LAN側のDHCPの設定くらいしかできないので (ブリッジとか手動とかもできるが)、ネットワーク設定みたいなのはわかりませんというユーザー向けの商品だなと。

なおeero Plusというサブスクもあるらしく、VPN / DDNS / wiki無線分析 / 1passwordが使えるらしいが、月1500円という値付けは強気だなと思う

2026-02-14

AndroidアプリでPasskeys対応したと行ってもだいたいGoogle Passowrd Managerのみという状況は理解出来る

巷のAndroidアプリケーションが「Passkeys対応しました」という話が出ても、実際にはAndroidデバイスでの自動入力の設定に従ってPasskeysプロバイダが選択されるのではなく、Google Password Manager(以下GPM)が使われることが多いと思う。AndroidでPasskeysプロバイダ(実際にはCredential Managerサービス)が自動入力でサポートされたのはAndroid 14からなのだが、Android 14以降のデバイスを使っていて、かつ自動入力をGPM以外(例えば1Password)に設定していたとしても、GPMが使われている場合をよく見る。

Googleは過去のAndroidバージョンでWebAuthn対応を容易にするため、FIDO2ライブラリを別途提供している。このライブラリは、Passkeysの場合、Android 14以降であってもGPMを使うように設計されている。Android 14以降のみをターゲットにするアプリはほぼ存在しないため、このライブラリを使うのが最も手っ取り早いからだろう。また、WebAuthnリクエスト用のJSONデータ構造などもライブラリ側で吸収してくれるため、WebAuthnの詳細な知識なしでPasskeys対応アプリケーションの実装が可能である。

Firefox for AndroidではCredential Manager対応をJetpackなしで実装しているため、FIDO2ライブラリとCredential Managerの両方を使うようにしている。これが非常に面倒で、例えばWebページがPasskeysを使ったログインをリクエストしてきたとしよう。その認証情報がどのプロバイダに入っているかという情報はWebブラウザ側にはないので、どうしようもない。仕方なく、まずGPMに認証情報が入っているかを確認し(GoogleのFIDO2ライブラリにはそのような機能が数年前に追加された)、そこになければCredential Managerに問い合わせするようにしている。これも苦肉の策なのだが、Chromeのコードを見ても同じようなことをしていて、まあ何とも言えない感じである。

またCredential Manager対応したとしても、Firefoxに寄せられているバグ報告を見ると、Bitwardenにしているのだけど動かないとかの報告がたまにある。こっちでは全く再現できないのだが (自分は1passwordとBitwardenで常にテストを行っている)、まぁデバイスやGoogle Play Serviceの依存関係で動いたり動かなくなったりするっぽいので、トラブルの元でもある

こんな状況なので、Credential Manager用のAndroidXライブラリを使うよりも、圧倒的にFIDO2ライブラリを使った方が楽である。 そもそもChrome for Androidがサードパーティ製のPasskeysプロバイダを積極的に使う仕組みになっていないので、Google側もきちんと問題をトラッキングできていないような気がしている。

こういうところはWindowsやmacOSのように、WebAuthnのクライアント機能自体をAPIとして提供した方が、クライアントアプリ側で全く考える必要がないし、そもそもFIDO2ライブラリ側ですべて吸収すればよかったのにそうしないところが、Googleのセンスのなさというか、まあ言い方を変えれば、雇った人たちの仕事を作ってあげたんだろうね、としか言いようがない。