2010-02-01

Firefox 3.6のクラッシュ傾向

クラッシュ報告の状況ってのは、http://crash-stats.mozilla.com/から見えるんだけど、現在のFirefox 3.6の状況を見てみた。

1UserCallWinProcCheckWowGoogle TalkのプラグインとかAdobe Readerのプラグインのせいっぽい
2nsXHREventTarget::GetParentObject(nsIScriptGlobalObject**)Googleのアドオンが原因
3nsFrame::BoxReflow(nsBoxLayoutState&, nsPresContext*, nsHTMLReflowMetrics&, nsIRenderingContext*, int, int, int, int, int)なんかのアドオンがFirefoxのコンテンツを書き換えるタイミングとかに依存するというか、dbaronいわく、アドオン
4RtlpWaitForCriticalSection | RtlEnterCriticalSectionFlashのせい
5(null signature)わからない
6nsGlobalWindow::cycleCollection::UnmarkPurple(nsISupports*)リサイクルコレクタの問題だけど、原因不明
7XPCWrappedNative::GetNewOrUsed(XPCCallContext&, nsISupports*, XPCWrappedNativeScope*, XPCNativeInterface*, nsWrapperCache*, int, XPCWrappedNative**)JavaScriptエンジン側の問題
8nsHttpTransaction::DeleteSelfOnConsumerThread()ネットワークトランザクションのタイミング?
9_PR_MD_SENDLSP(http://en.wikipedia.org/wiki/Layered_Service_Provider)がらみ
10nsAppShell::ProcessNextNativeEvent(int)不明
11_woutput_lトレンドマイクロのツールバーのせい
12GCGraphBuilder::NoteXPCOMChild(nsISupports*)ガーベージコレクタ?
13NormalizeColorOSのバグ。Windows XP SP3で直ってるみたい
14nsEventTargetSH::PreCreate(nsISupports*, JSContext*, JSObject*, JSObject**)たぶんTraceMonkeyのバグ
15ntdll.dll@0x38c39LSP(http://en.wikipedia.org/wiki/Layered_Service_Provider)がらみ
16StrChrIALSP(http://en.wikipedia.org/wiki/Layered_Service_Provider)がらみ
17js_TraceObjectたぶんTraceMonkeyのバグ
18_raise_exc_exTraceMonekyがらみ
19KERNELBASE.dll@0xb727アドオン(TFPUPWDBankEx.dllってなに?)のせい
20GraphWalker::DoWalk(nsDeque&)ガーベージコレクタ?

Firefoxに入れていないアドオンであっても、LSP(http://en.wikipedia.org/wiki/Layered_Service_Provider)がらみのように、そのせいで落ちることもある。TOP20のうち3つはそれ。また、アンチウィルス系のソフトウェアでも唯一トレンドマイクロの原因のものがTOP20に含まれている。

このように、TOP20のうち判明しているだけども、8つはサードパーティのソフトウェアが原因となってる。

ちなみに、Mac OS Xだけで絞ると、TOP10に4つもFlashのせいだというクラッシュ報告が上がっているから、そりゃ、ジョブスもFlashに対してボコボコに言う気持ちはわかる。

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