オーダー自体はhowchip.comで行うんだけど、ここのサイト、さすが韓国って感じでInternet Explorer以外は警告がでるという造り。ARMの組み込みボード買うやつがIEでアクセスするかよって思うんだけどさすがだよね。ちなみに支払いはpaypal経由。オーダーしたのは12月上旬だったんだけど発送は1月の中旬 (FedEx経由)。だいたい一か月程度かかった。(発送元も韓国)
昔だったらARMの最新のIPを使ったのを先に出してくるのがTIって感じだったのに、現在の半導体製造の能力を示すかのようにCortex-A15を使ったチップはサムスンが最初のリリースになってた。実際これは第一世代でNexus 10とかにも使われてる電源食いまくりのCortex-A15のデュアルなんだけど、Exynos 5の第二世代になればbig.LITTLEなCortex-A15とCortex-A7のハイブリッドなコアが出てくる。第二世代になったらまた買わないといけないよね。でもそのころには、Cortex-A57とか出てるヨカーン。Cortex-A57は、Aarch64とAES/SHA-2のハードウェア実装があるからこっちのほうが楽しそうだね。
Cortex-A15といえばバッテリバカ食いしそうなアーキテクチャなんだけど、ARMv7-RやARMv7-Mとかで使えたSDIVがついに使えるってのが最適化屋としては美味しい。
まずは、cpuinfo。
/proc/cpuinfo shell@android:/ $ cat /proc/cpuinfo Processor : ARMv7 Processor rev 4 (v7l) processor : 0 BogoMIPS : 2795.11 Features : swp half thumb fastmult vfp edsp neon vfpv3 tls vfpv4 idiva idivt CPU implementer : 0x41 CPU architecture: 7 CPU variant : 0x0 CPU part : 0xc0f CPU revision : 4 Hardware : ARNDALE Revision : 0000 Serial : 0000000000000000Featuresに idivaとidivtが入ってるってことはSDIVがサポートされてるってこと。
LinaroのUbnutu portとかもあるんでいろいろ試せるんで楽しみ。
以下注意点。
- デカい。BeagleBoard比で言えば6倍
- HDMIはminiコネクタ。そのために変換アダプタ買うハメに
- 内蔵のeMMC (4GB) にデフォルトでAndroid入れてあるので、MicroSDカードに入れることなく試せる
- DISPスイッチの詳細は一切マニュアルに書いてないっていう適当さ。Forumではエンジニアに聞くよ的な言葉で終わってた。