Mozillaの位置情報サービスはMozilla Location Servicesという名前で開発を行っていて、GoogleのAPI互換かつ、サーバーなどのソース、収集されたデータさえも公開されている。(細かい話は以前書いたエントリを参照のこと。)
ここで参照されるデータというのは、以下のアプリで収集されたものがベースになっている。
- Mozilla Stumbler
- Firefox for Android (Mozilla 位置情報サービスへのデータ送信を有効にしている場合)
これらのデータに関しては一年前からコツコツデータ収集をしてきたので、東京の都心に関してはデータの密度は高くはなっている。
ただ、これだと場所によってはデータの品質に問題があるので、Windows版とOSX版のみ別のプロバイダを使うオプションが存在してる。
Microsoft Location API
Windows版上でabout:configでgeo.provider.ms-windows-locationをtrueにすると、代わりにMicrosoftの位置情報サービスを使うようになる (Windows 7以降)。すなわち位置情報についてはInternet Explorerと同様の品質になる。
Core Location API
OSX版上でabout:configでgeo.provider.use_corelocationをtrueにすると、代わりにAppleの位置情報サービスを使うようになる。(OSX 10.8以降だったはず)。すなわち位置情報についてはSafariと同様の品質になる。
Firefoxの正式版のころにはいろいろ変わっていると思うけど、今の開発版ではこんな感じになってる。
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